💋 エドワード・ゴーリー独特の画力の強さを、芸術的と賞賛するアーティストは多く、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンや、映画監督のティム・バートンも、ゴーリーファンです。
1この物語には 起承転結がありません。
オールカラーで楽しめますよ。
与えられている情報、それは西棟(ウエスト・ウイニング)だということだけ。 トレードマークの微細な線画で、圧倒的な背景を描き込み一人の少女の不幸を悪趣味すれすれまでに描いた傑作! あたりまえの幸福 まず、子供に読み聞かせるとしたら、その反応をどのように取り扱ってよいのか、私にはわかりません。
3年後、除隊し、ハーバード大学に入学、フランス語を専攻しました。
👉 「Aはエイミー かいだんおちた」と書かれた横に、ふわりと階段から落下する少女の絵が描いてある。 ゴーリーによって書かれた英語の原文は、全体的に 韻文調で書かれていました。
8辞書を引くと、うろん(胡乱)とは、正体が怪しく疑わしいこと。
独特の韻を踏んだ文章と、独自のモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表している。
💙 柴田の翻訳が成功していなければ、『うろんな客』もここまで人気が出なかったかもしれません。 風の強く吹くある冬の晩、屋敷にある客人が訪れます。 ただ流れる風景と同じように、2匹の間で交わされる会話の断片を私たち読み手は眺めていくばかりです。
15。 翻訳者泣かせとも言うべき独特なゴーリーの文章を訳したのは、柴田元幸。
この韻を踏んだ語り口を再現するため、訳者の 柴田元幸氏によって日本語での出版の際になされた翻訳がこの七五調の短歌形式です。
今も昔も「絵本は子どもを正しく導くもの」であるが、それによって、 子どもが教育の縄に縛られているのも確かだろう。
これらの作品からは、どの子供達の死からも現実感が抜け、虚構の世界の話であるという印象が前面に出されています。
まさかそんなに不幸ばかりが続くわけがないと、頭の中で物語を否認する。
いったい何が描かれているのか。
♨ バクともアリクイともつかない正体不明な生き物が蒼い風景の中を歩いています。 ただし、内容は、それらに見られる教育的なものとは 正反対です。
15インタビュー集『どんどん変に…』 『』 カレンウィルキン 編 、小山太一、宮本朋子 訳 河出書房新社 こちらはゴーリーのインタビュー集。 リメリック詩 5行脚韻詩 に滑稽な挿絵をつけた作品を発表し、ルイス・キャロルなどに影響を与えた。
1925年、イリノイ州シカゴに生まれる。
📲 しかしこの作品には具体的にグロテスクなシーンなどは一切登場しません。 でも、作画を見てみると、おや?と思う不思議なところもあるようで……。 この動物が、うろんな客です。
ところがある日、黒い虫が現れたことでその暮らしは一変してしまいます。
耳を塞ぎたくなる残忍な文章は、グリムやペローにだってある。