👐 「みんなのため、私が火中の栗を拾う!」みたいな?? そんな文化の違いもあり、日本では必ずしも「愚か者」の所業と言い切れない「火中の栗を拾う」という行為なのですが…。
10自分の利益にならないのに、危険をおかすことのたとえ。
寓話においては、愚かな行動をとる動物を登場させて、教訓や風刺を織り込むという手法が多くとられます。
ある日、猿と猫が暖炉の中で 栗(くり)が焼けるのを待っていた。 自分が楽をして他人にあぶないことなどをさせること。
本当なら、誰も「火中の」栗を拾う羽目にならないのが理想であることを忘れてはいけない!というのが西洋風の考え。
❤️ 使い方は?例文は? 火中の栗を拾うの使い方としては、 「誰か」が火中の栗を拾う と、主語がわかるような使い方をすることが多いです。 「火中の栗を拾う」と関係が物語とは? 火中の栗を拾うということわざは、元々日本に由来のあるものではなく フランスの「イソップ物語」が元になっている言葉なのです! 17世紀 に活躍した詩人、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ。
13手を出して火傷 やけど する:余計なことに首を突っ込んで痛い目にあうこと• その火が焚火なら、蹴飛ばして消しちゃえばいいし、囲炉裏なら火箸があるだろう、それを使えよ!という事が、真に大事なのではないか?というわけですね。 口先三寸に騙されて、他人の手足をなったあげくに、自分には損しかないのが、この物語の猫。
この風刺画の中でもし日本がこの栗を拾っていたら、 「 イギリスのために日本が危険を犯す 」という、まさに 火中の栗を拾うということになったでしょうね。
😙 【注釈】 十七世紀のフランスの詩人ラ・フォンテーヌが『イソップ物語』を基にした寓話で、ずるい猿におだてられた猫が、囲炉裏の中で焼けている栗を拾ったが、栗は猿に食べられてしまい、猫はやけどをしただけだったという話から生まれたフランスのことわざ。 あつい火の中。 スポンサーリンク しかし、 猫は大きなやけどを負ってしまいます。
18語源となった話が知られなくなり言葉だけを見た結果、生まれた用法だといえるでしょう。 ちなみに中国では、 「火中取栗」(かちゅうしゅりつ)という言葉で 日本と同じ意味で使われているようです。
火中の栗を拾うの意味と由来とは ではまず、火中の栗を拾うとはどんな言葉なのでしょうか。
☎ 19世紀に出版された寓話の挿絵(フランソワ・ブショ画) ラ・フォンテーヌの寓話?と云う方も日本には多いかと思いますが、意外に身近だったりします。 366• そこへ女中があらわれて、その場を追い立てられてしまいました。 「火中の栗を拾う」は、 「 散々な目にあった」という事実が含まれています。
1117世紀のフランスの詩人ラ・フォンテーヌが、『イソップ物語』を基にして作った「猿と猫」(Le singe et le chat)という寓話で、ここから他人の利益のために危険を冒すことを「火中の栗を拾う」というようになりました。
火中取栗:自分の利益のためではなく他人の利益のためにあえて危険を冒すこと• 個人を尊重する考え方が主流のフランスや中国と、集団との関係を考慮する日本との違いがうかがえます。
火中取栗:自分の利益のためではなく他人の利益のためにあえて危険を冒すこと• これが 火中の栗を拾うようなことであったとしても、私は親友を助けるために行動する。
[使用例] 日本が列強の 為 ために、 自 みずから手を火中に投して、栗を拾い上げたるは、智なりとせん 乎 か、愚なりとせん乎[徳富蘇峰*世界の変局|1915] [使用例] 易者にいわせれば、高田の手相は、典型的な野心家のもので、自ら好んで火中の栗を拾う性格だそうです[西村京太郎*寝台特急殺人事件|1978] [由来] 一七世紀のフランスの詩人、ラ・の「 」によって知られる、「猿と猫」という話から。